Difference between revisions of "M5StickC Ear FW Write"

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(ファームウェアの書き込み)
(デバイスIDの確認)
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== デバイスIDの確認 ==
 
== デバイスIDの確認 ==
  
* MindScaleのスマートフォンアプリと接続する際にデバイスIDが必要になります。
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* デバイスIDはデバイスを起動すると画面に表示されます。
* 以下の手順でデバイスIDを確認し、デバイスにテプラなどのステッカーでそのID番号を貼ってください。
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* デバイスにテプラなどのステッカーでそのID番号を貼ってください。
 
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=== シリアルターミナルで確認する場合 ===
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* M5AtomをUSBで接続します。
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* 書き込みに使用した開発環境の右上の虫眼鏡のアイコンをクリックしてシリアルモニターを起動します。
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* ボーレートを "115200 baud" に設定します。
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* M5Atom の電源が入っていることを確認し本体上面のボタンをクリックします。
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* 下図の赤線で囲まれた部分がデバイス情報になります。この中の "Device ID"の文字列をラベル等に印刷して本体に貼ってください。
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[[File:Screenshot 2022-12-01 at 10.56.18 AM.png]]
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=== Androidスマホを使った確認方法 ===
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* シリアルターミナルを使うことが難しい場合、アンドロイドスマートフォンでデバイスIDを確認することができます。
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* iPhoneでは確認できませんので注意してください。(iPhoneを使いたい場合はBLEを検索できるアプリが必要になります)
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* 近くにあるすべてのM5Atomの電源ケーブルを外し、デバイスIDを確認したいM5AtomのみをUSBで電源に接続します。(電源のみですのでPCでなくてもモバイルバッテリー等でOKです)
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* Buetoothの設定でBluetooth機器の一覧を表示します。
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* スマホによって少し異なりますが 設定>接続済みのデバイス>新しいデバイスとペア設定 等で一覧表示されます
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* "mindscale_XXXX" と表示されている "XXXX" の部分がデバイスIDになります。この数値をラベル等で本体に貼ってください。
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[[File:AtomLiteBT001.png|600px]]
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== 最新バージョン ==
 
== 最新バージョン ==

Revision as of 15:08, 15 March 2023

M5Atom(耳たぶセンサー用)ファームウェア書き込み方法

  • M5Atom(耳たぶセンサー用)にファームウェアを書き込む場合は以下の方法で書き込みます。

M5stickc ear001.JPG M5stickcplus ear001.JPG

書き込み環境の設定

以下のリンクを参考に書き込み環境を設定します。
すでに書き込み環境が設定されている場合はこのステップはスキップしてください。


スケッチの書き込みと実行

MindScale ファームウェアのダウンロード

M5AtomEar 用

Ver. 1.3

  • ダウンロードしたzipファイルを適当なフォルダに解凍します。
  • フォルダの中の "M5Atom_Ear.ino" をダブルクリックして Arduino IDEを起動します。

ファームウェアの書き込み

ボードの設定

  • メニューの”ツール”を選択し、プルダウンメニューから
    • M5Stick-Cの場合は"M5Stick-C"を
    • M5Stick-C-Plusの場合は"M5Stick-C-Plus"を選択します。

M5AtomBoard001.png

書き込み

  • Arduino IDEの書き込みボタン(右矢印アイコン)をクリックして書き込みます。

M5AtomWrite001.png

デバイスIDの確認

  • デバイスIDはデバイスを起動すると画面に表示されます。
  • デバイスにテプラなどのステッカーでそのID番号を貼ってください。

最新バージョン

M5Atom 用

Ver. 1.3

バージョン履歴

Ver 1.3

  • ヒステリシスの見直し、10msecから200msecに変更

Ver 1.2

  • 測定精度向上。PPIが400msec以下の場合はスキップ

Ver 1.1

  • 長時間(10分以上)連続測定するとスタックオーバーフローを起こすことがあるのを修正

Ver 1.0

  • リリース

書き込みエラーが発生する場合

書き込みエラーが発生する場合、以下のリカバリーを試してください。

  • USBケーブルを外す
  • Arduino IDEを再起動する。
  • シリアルポートで対象COMポート番号が消えていることを確認する
  • USBケーブルでPCに接続する
  • シリアルポートで対象COMポートが表示されて選択されていることを確認する(選択されていなければ選択する)
  • もう一度書き込みを行う

JSON ファイル

このセンサーを使った場合、サーバに送られるJSONデータの以下の部分が変わります。

iPhone の場合

"device" : "iPhone" , 
"ver" : iPhone用 MindScaleアプリのバージョン
"sensor" : "M5AtomEarlobe"
"sensorVersion" : M5AtomEarのファームウェアバージョン
  • 実際のデータ例
"device" : "iPhone" , 
"ver" : "Ver. 1.7.6"
"sensor" : "M5AtomEarlobe"
"sensorVersion" : "13"


Android の場合

"device" : "Android" , 
"ver" : Android用 MindScaleアプリのバージョン
"sensor" : "M5AtomEarlobe"
"sensorVersion" : M5AtomEarのファームウェアバージョン
  • 実際のデータ例
"device" : "Android" , 
"ver" : "2.64"
"sensor" : "M5AtomEarlobe"
"sensorVersion" : "13"